公益財団法人九州大学学術研究都市推進機構(OPACK)

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学術研究都市構想Kyushu University Academic City Plan

学術研究都市構想

1九州大学学術研究都市構想の目的

  • 構想の意義

    「九州大学学術研究都市構想」は、国が実現を目指す「科学技術創造立国」、福岡・佐賀両県とアジアとの連携を強く指向した「九州北部学術研究都市(アジアス九州)構想」、そして九州大学の先導的大学改革と伊都新キャンパスへの統合移転といった一連の動きを総合的・立体的にとらえ、21世紀の「知の時代」にふさわしい「知の拠点」「知的クラスター」づくりを目指すものです。

  • 図:九州北部学術研究都市(アジアス九州)構想
    九州北部学術研究都市(アジアス九州)構想

    「環境・人間・アジア」をキーコンセプトに、九州・アジアの21世紀をリードする文化・学術拠点の創造を目指し、7つの拠点地域を設定。地域の特色を活かしながら大学や研究機関を核とした連携型の新しい学術研究都市の展開が進められています。

2構想実現のための推進体制

  • 推進体制

    地元産学官の総意に基づき、構想の策定と推進を担う「九州大学学術研究都市推進協議会」と、学術研究都市の具体化を担う「九州大学学術研究都市推進機構」と、大学、経済界、自治体が一体となって構想の実現を目指しています。

    推進体制へ

  • 図:推進体制

3九州大学学術研究都市の場所

構想の対象エリア

九州大学学術研究都市
九州大学伊都キャンパスを中心に生活圏を形成する糸島半島地域を<1次圏域>とし、「九州大学学術研究都市」を新たに形成するエリアとしています。
2次圏域
福岡市から唐津市までの九州大学伊都キャンパスから半日の行動エリアを構想の<2次圏域>としています。
図:構想の対象エリア

フィールド

自然

糸島富士と称される可也山などを背景に、昔ながらの田園風景や玄界灘に沿って美しい海岸が続く糸島地域。この自然豊かな地が「九州大学学術研究都市」の舞台となります。

  • 可也山
    可也山
  • 二見ケ浦
    二見ケ浦
  • 姉子の浜
    姉子の浜
交通

福岡市都心部から良好なアクセス、アジアとの近さ(ソウル/1h50'、上海/2h00'、台北/3h00')も「九大学研都市」の魅力です。

図:良好なアクセス

4スケジュール

図:スケジュール

5九州大学伊都キャンパス

  • 九州大学伊都キャンパス計画配置図
  • 図:九州大学伊都キャンパス
  • センターゾーン
    センターゾーン

    九州大学センターゾーンと大学周辺の南側地区、北側地区を一体的に整備し、学研都市の「顔」「シンボル」となるタウン・オン・キャンパスを形成します。

  • 九州大学伊都キャンパス 2018年7月撮影
    2018年7月撮影

先導的インフラ整備

※スマートフォンでは横スクロールで表全体を閲覧可能です。

機能 先導的インフラ エリア
①九州大学による展開機能
  • アジア総合政策センター、産学連携推進機構、ビジネススクール
  • 共同利用施設:先端科学技術共同研究センター、ベンチャービジネスラボラトリー等
図:エリア
②民間企業による展開機能
  • 研究所、コンタクト・オフィス、サテライト・ラボ、大学連携研究所等
③公立試験研究機関、独立行政法人
 研究機関等による展開機能
  • 研究所、サテライト・ラボ、サテライト・オフィス、レンタル・ラボ、ベンチャーサポートセンター等
④知の中央ステーションを支える
民間等の展開機能
  • 技術移転機関(TLO)、国際学術・文化交流会館、ホテル、ゲストハウス等

6九州大学学術研究都市の展開

図:九州大学学術研究都市の展開

学術研究都市形成イメージ

図:学術研究都市形成イメージ

7九州大学学術研究都市づくりの手段・方法

学研都市構想を実現するための手段・方法には、「ハード」と「ソフト」という2つの戦略があります。

構想実現のための2つの戦略

ハード戦略
知・住・悠の舞台となる快適空間の形成
ソフト戦略
知の交流・創造活動を促進する地域科学技術システムの構築

ハード戦略

知・住・悠の舞台となる快適空間の形成

快適空間の形成においては、地域の自然や歴史、産業との共生を理念として、研究・交流・居住・生活サポート等の集積ゾーン、環境・景観等の保全ゾーン、田園風景の維持・育成ゾーン、商業・業務・サービスの機能集積を図るゾーンなどの空間構成を検討し、地域の特性に応じて、保全・維持、整備・開発・誘導等の方策を掲げています。

九州大学学術研究都市の空間構成と階層構造の全体像

図:九州大学学術研究都市の空間構成と階層構造の全体像

※ほたるの配置および道路のネットワークはあくまでイメージであり、位置を定めたものではありません。

コアゾーンと学園通沿線及び九大学研都市駅地区の連携

図:コアゾーンと学園通沿線及び九大学研都市駅地区の連携
図:コアゾーンと学園通沿線及び九大学研都市駅地区の連携

学研都市コアゾーン

タウン・オン・キャンパスは、九州大学センターゾーンと一体的に南側(元岡)地区・北側(桑原)地区を整備し、研究・開発、居住、生活サポート機能等、学術研究都市の中心的なHSTとしての役割を果たします。
西側地区は、地形や集落環境に配慮しながら、研究開発系ほたるや研究者等を対象とした居住系ほたる等の誘導を促進します。

学園通線沿道地区では、無秩序な開発を抑制し、農業環境や集落環境の保全を図るとともに、九州大学の移転による各種機能用地の需要を見極めながら、慎重に検討を進めます。
九大学研都市駅周辺地区では、土地区画整理事業を中心に、商業・業務等の適正な機能誘導を行い、学術研究都市のメインゲートにふさわしいまちづくりを進めます。

西側地区と“ほたる”の整備イメージ

図:西側地区と“ほたる”の整備イメージ

分散型地域核“ほたる”

糸島地域の豊かな自然を保存、活用して学術研究都市を形成するため、比較的小規模な開発が分散して行われるように開発を誘導します。このような環境共生型の開発を分散型地域核”ほたる”として位置づけます。
”ほたる”は、学術研究都市にふさわしい良好な研究環境・居住環境を提供する21世紀の地域整備のモデルです。九州大学を中心とした学術研究都市の1次圏内丘陵地を基本に数十haの規模で徐々に展開し、学術研究都市の熟成に併せ、2次圏にも拡大していきます。

”ほたる”の機能例

  • 研究系
    研究系

    省エネルギー・資源リサイクル研究開発施設、24時間対応型研究開発施設、九州大学等の知的資源を活かした研究施設他

  • 居住系
    居住系

    田園居住型住居、節水・省エネルギー(環境共生型)施設、菜園・農園の確保他

  • 工業系
    工業系

    研究開発支援・試作加工施設、省エネルギー・資源リサイクル産業施設、地場産業育成施設他

  • レク系
    レク系

    アトリエ等併用住宅、長期滞在型宿泊施設、リタイアメント住宅・別荘、研修施設、保養施設等の施設周辺環境との調和

ソフト戦略

知の交流・創造活動を促進する地域科学技術システムの構築

人間・社会・地球のための「21世紀科学」の創出と展開を促す舞台として、「知の活用」による産業と地域の活性化を推進する「知の中央ステーション:HST(Human,Science and Technology Station)」を戦略拠点として構築します。

知の中央ステーション:HST

  • コンセプト

    HSTとは、Human(人間)・Science(科学)・Technology(技術)の融合をコンセプトに、大学と産業、市民、行政が一体となって新しい価値や可能性、革新的な発想を生み出す「知の戦略拠点」「産学民公の協働空間」です。

    学研都市の「顔」「エンジン」としての整備

    HSTは、「タウン・オン・キャンパス」における大学との地理的な一体感(フェイス to フェイス)を活かした産学民公の密度の高い交流をベースとして、多様な機能の集積と新技術・新産業・人材育成などの効果的かつ機敏な展開を可能とします。

    HSTから企業活動などが“ほたる”へ展開

    九州大学・HSTで生まれた研究プロジェクトの成果は、企業研究所、生産拠点、新ビジネスなどとして“ほたる”へ次々に展開していきます。

  • 図:学術研究都市の具体的なイメージ

先行的モデルプロジェクトの推進

先行的モデルプロジェクトは、九州大学の「知」(研究力・教育力)を都市形成の基盤とする「九州大学学術研究都市」構築の「柱」となるものです。

図:先行的モデルプロジェクトの推進

知のネットワーク

九州大学学術研究都市では、九州大学伊都キャンパス/知の中央ステーションHSTの構築とともに多様な「ほたる」が生み出され、産学連携、地域連携の取り組みのもとに、知識と研究開発機能の集積が進み、21世紀型の「知の拠点」が構築されます。

「知の拠点」は福岡・佐賀に集積する多くの大学やアジアス九州の文化・学術拠点と相互に連携し、さらにアジア・世界に開かれた知のネットワークを展開します。

  • スマートダウンタウン福岡

    九州大学の社会連携の一翼を担う都心サテライト(西新プラザや大橋サテライト)や、福岡都心に集積する産業創出機能や多様な人材の活用による「知識集約型の都心」を構築し、九大学研都市を先導・支援する考え方です。

  • シリコンシーベルト福岡構想

    福岡において、九州大学、シーサイドももちソフトリサーチパークをはじめとする福岡の知的集積、産業集積を核に、新産業の創出及び人材の集積を図り、東アジアに広がる半導体産業「シリコンシーベルト」における設計開発拠点を構築するプロジェクトです。

  • アジア学長会議

    アジアの有力大学間の連携構想実現のため2000年12月に九州大学の提唱により創設されました。大学相互の研究・教育分野での協力、情報交換、そのための拠点づくりなどが進められています。

図:知のネットワーク
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