公開日:2020年12月18日
2020年12月15日(火)、九州大学日本ジョナサン・KS・チョイ文化館を会場に、「第3回まちづくりスクール」を開催しました。
このイベントは、「アーバンデザイン会議九大(UDCQ ※)」の主催、福岡市西区役所の共催、ふくおか共創プロジェクトの協力により本年7月から定期的に開催しています。
九大の教員や学生、地域の事業者の方などを講師とし、これまで地域で取り組んで来たまちづくり活動を紹介してもらうことで、スクール参加者がまちづくり活動の意義や楽しさを共有する、さらにはこのイベントをきっかけにして仲間をつくり、その仲間とともにまちづくり活動の実践につなげることを目的としています。
3回目となる今回も、現地会場(九州大学)とオンライン(ZOOM)を併用したハイブリットセミナーとして開催しました。
はじめにOPACK事務局次長の横内正明よりまちづくりスクールの概要と前回の振り返りについて説明がありました。
その後の事例紹介では3名の講師にそれぞれの取組についてご講演いただきました。
九州大学工学部機械航空工学科3年の石田匠さんからは、「iTOPとめざす 学生×地域交流のかたち」と題し、自身が代表を務める「まちづくりサークルiTOP」の活動や挑戦のエピソードをご紹介いただきました。
九州大学先端素粒子物理研究センターの吉岡瑞樹准教授からは、「市民向け科学イベントおよび社会連携推進室の取り組み」と題し、サイエンスカフェをはじめとした科学を通じたコミュニケーション活動の取組をご紹介いただきました。
株式会社スマートデザインアソシエーションの須賀大介代表取締役からは、「ひとが集まるまちを創る 他拠点と移住の時代へ」と題し、空き家を活用した移住者と地域とをつなぐ取組等についてご紹介いただきました。
事例紹介後のパネルディスカッションでは、九州大学キャンパス計画室副室長の坂井猛教授の司会のもと、会場、オンラインでの参加者からの質問にパネリストに答えていただきました。
終了後のアンケートでは、約8割の参加者から「満足」という評価をいただき、参加者からは、
・第3回目からの参加でしたが、このように勉強の場があるのを知れてよかった。
地域を豊かにする取り組みを共に活動したいと思いました。
・この地域での可能性を改めて感じ取れた
・いろんな立場の方から、それぞれの活動の話が聞けて、大変興味深かったです。
自分の働き方、生き方にも目を向ける機会になりました。
などと言った声が寄せられ、盛会のうちに終了しました。
当日の映像視聴をご希望の方には、期間限定(12月23日~1月22日(予定))でオンデマンド配信(YouTube)しますので、以下までご連絡ください。
次回開催日は令和3年3月を予定しております。改めてご案内いたしますので、皆様是非ご参加ください。
オンデマンド配信のご希望はこちらまで:info@opack.jp
※学術研究都市構想に掲げる「知・住・悠の舞台となる快適空間の形成」を支援する
ことを目的として、九州大学キャンパス計画室とOPACKで共同運営する団体。