公益財団法人 九州大学学術研究都市推進機構
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九大研究シーズ


水素キャンパス
本プログラムの目的
地球温暖化や化石燃料の枯渇などは、人類にとって近未来の深刻な問題です。これに対処するため、水以外の排出物を出さない燃料電池自動車の普及や定置型コジェネレーションシステム、それにあわせた多数の水素ステーションの建設など、水素をエネルギー源として利用する社会への転換が始まろうとしています。
政府は燃料電池車について2010年に5万台,2020年に500万台の導入を目標にしており、この目標達成に向けて、国家的支援による研究開発計画が進行していますが、基礎技術において未解決の問題が山積しています。
本プログラムは、機械工学を中心に、航空宇宙工学、エネルギー科学、材料工学、化学工学の支援の下、水素利用機械システムの統合技術を確立する研究拠点(COE)の形成を目的とするものです。

統合技術とは
伝統的な科学技術の分化と深化の手法は,機械システムの大型化と複雑化に伴って、巨大
事故など種々の社会的問題を惹起しています。これらの問題は機械システムの要素数の増大と要素間の「繋ぎの部分」の特異性に原因があるという本研究グループの新しい概念の発見に基づき、我々は新しい学問領域としての「統合技術工学」を構築します。
水素利用社会への早期移行は、地球環境の面から重要な課題となっており、水素利用機械システムを安全かつ経済的に成り立たせるためには、今や個々の機器の高性能化だけでなく、安全性・信頼性の評価を含めた機械システムの統合的研究が不可欠です。したがって、今後、水素利用社会実現の中心となる学問分野は、エネルギー科学や化学工学から、統合的な学問としての機械工学へ移行すべきであり、異分野も含めた新しい統合技術の確立が必要となります。

研究教育拠点実施体制
本プログラムでは、研究教育拠点形成のために、「統合技術会議」と呼ばれる会議を設置します。これは、従来のシステム工学的評価によって高い信頼性が保証されたシステムでさえも社会的問題が発生している実状を考慮し、「統合技術工学」を構築・実践するために設置されるもので、その統括下に「安全評価技術」「水素利用技術」「水素供給技術」「統合技術支援シミュレータ開発」に関わる4つの流動・融合型コラボラトリーを設け、他分野や産業界、また海外からの研究参加を積極的に導入するプロジェクト研究と統合技術教育を行います。

総合技術博士コース
現在の大学院教育において、機械工学系の博士後期課程修了者は、特化した狭い専門分野を究めることに重点がおかれるあまり、視野が狭く融通性・柔軟性に欠けると評価され、企業から敬遠されることも少なくありません。近年頻発している巨大機械システムのトラブルは、このような大学院の教育体制と無関係ではないと考えられます。そこで本プログラムでは、統合技術博士コースを設け、水素利用機械システムに関わるひとつの研究課題を探求することに加えて、異なる専門技術を統合する能力を有する博士を育成することをめざします。

研究例紹介 ※ 画像をクリックすると拡大します。

総合技術支援シミュレーター
の開発

耐水素材料の長期疲労
寿命安全性評価研究

水素雰囲気における
トライポロジー

室内における水素利用の
安全性向上に関する研究

PEFCの性能向上と診断

次世代燃料電池電極材料の創製

安全な水素社会を目指して
-水素燃焼制御法の開発研究ー

燃料電池車用超高圧
水素タンク製造装置の開発

水素拡散シミュレーション
手法の開発



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