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観測・研究の結果 地震火山観測研究所センター
観測・研究の結果
 緊急余震観測によって得られた高精度の震源分布から、福岡県西方沖地震の震源断層は、ほぼ北西-南東方向に約25kmの長さを持ち、深さ約2kmから15kmの範囲が活動したと考えられます。また、地震波の解析から、この地域の地殻には東西方向の圧力が働いており、この圧力によって断層が北西-南東方向にずれ動いたことがわかりました。このずれ動きは断層面上で一気に生じるのではなく、一地点(本震の震源)から始まって数秒かけて断層全体がずれ動きました。地下を伝わる地震波の速度の調査から、本震の震源の下部に地震波速度の小さい(つまり強度の弱い)場所が見つかっており、この弱い場所から断層がずれ動き始めたと推定されます。
 福岡県西方沖地震の震源断層の南東延長方向には警固断層があることから,今後は警固断層の動きに注意が必要です。3月20日の本震後、震源断層ではわずかな余効変動が観測されていますが、今のところ警固断層による地殻変動は観測されておりません。


観測されたデータから得られた、断層付近での地震波速度構造。断層に沿った鉛直断面上の地震波速度のゆらぎを表しています。赤いところは地震波が遅く、青いところは地震波が速く伝わります。赤い星はマグニチュード5以上の地震を示しています。
観測されたデータから得られた、断層付近での地震波速度構造。断層に沿った鉛直断面上の地震波速度のゆらぎを表しています。赤いところは地震波が遅く、青いところは地震波が速く伝わります。赤い星はマグニチュード5以上の地震を示しています。
観測によって得られた精密な余震分布。期間は2005年3月20日から5月20日まで、星印は本震と最大余震。

観測されたデータから得られた、断層付近での地震波速度構造。断層に沿った鉛直断面上の地震波速度のゆらぎを表しています。赤いところは地震波が遅く、青いところは地震波が速く伝わります。赤い星はマグニチュード5以上の地震を示しています。
地震波形を解析して得られたS波の振動方向(方位頻度分布)、この向きは、地殻にかかっている圧力の向きだと考えられています。



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