ロボットの研究開発は、その応用分野を初期の工業生産分野から医療、福祉、宇宙、家庭内などに急速に広げつつあります。九州大学でのロボティクス研究は機械系、電気情報系を中心に、ロボティクス分野の黎明期に研究がはじまり、知能ロボットに関する研究など、これまでに多くの優れた学術成果をあげています。
また最近では,ロボカップ世界大会優勝、先端医工学(手術ロボットの研究開発、応用実績、内視鏡手術ロボット教育訓練コースの開設など)の先進的試み、RoboOne大会優勝など数多くの成果が発表されています。さらにロボティクスは学際的かつ関連研究分野も極めて広範であることから、九州大学独自の取り組みとして、医学系、工学系、芸術系など様々な分野から多くのロボット研究者が集まり、ロボット研究者の交流や共同研究を推進し世界的な拠点を構築することを目的として、研究支援制度「ロボティクスリサーチコア」が組織され、全学的に活発なロボティクス研究が行われています。 |